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得物話『アカの短刀(短剣)』
 アカの短剣はやっぱり赤。
木の鞘。鈍い銅色の金具。
アンティークな感じがとってもお気に入りでした。
この短剣、通常は腰に装着されています。
通常、腰につけた短剣というのは、逆手にもって抜くものですね。
が、アカは順手で抜くので、納刀できないのですね…。
しかも、長い上衣を羽織っていますので、余計に難しい!

そしてこの子、練習をしているうちに、ゆるくなってしまって、ちょっと体を傾けると
するっと…こんな感じに落ちてしまうようになってしまいました(泣)。
そこで、真ん中に見えている赤いゴムです。これでロックしていました。
こんな感じ。
これで落ちません。
ただ、納刀の後には必ずこれをしなければいけませんし、抜く前には外さなければいけません。
後ろ手で、上衣の下で…!
ちなみに練習の時に一度、素手での殺陣の最中にこの納めてロックしたはずの短剣が鞘から飛び出し、音響の宮島さんに向けて一直線に飛んで行ったことがあります。
回転した勢いで飛んだみたいなのですが、本当に危なかった!

そして、腰に装着するのにですね、まっすぐにすると、抜きにくいのですね。
なので…
(猫が入り込んでいて失礼します!)
装着用の紐を左右にまっすぐひっぱると、左側(刃先の方)が下がるように紐を工夫してます。
極力右手でさらっと抜けるように。
これを作るのに、もやい結びを勉強しました。便利です、もやい結び。
でも公演終わったら忘れました…。

で、この子は抜くと
こんな感じで刃の方にも文様が入っていてきれいなのです。
でもちょっと重いのです。

あ、短剣の構えに関して裏話を一つ。
アカは基本的に
こう構えます。
人差し指をかけて、腕に対してほぼ直角にします。
こう…どうとでも手を動かせる状態で構えるのですね。

ですが、ラスト殺陣の白蛇・アカになりますと。
こう。
常にまっすぐ。
真横に腕をまっすぐ。
ただ、指は通常のアカと同じ。
こちらのアカは直角に構えることは一度もありません。
正面に相手をとらえたときも構えは横。
横に相手をとらえたときは、体を横にしたまままっすぐ。
構えが違う?と気が付いた方がいたら…気が付かなくても違和感を覚えた方がいたらちょっとうれしいです。

そしてラスト殺陣の後は、暗転の真っ暗闇の中、自分で落とした短剣を回収して裏へ走っておりました。
台の上に落ちるように調整はしていましたが、下まで落ちなくてよかった!本当によかった…!

category:ツキノニジ, comments(0)
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