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しののね裏話 最終回!!!
ちょぴっとだけ真面目な話ー!!

●万葉のあれこれ [七海]
万葉は七海キャラには珍しく、ハッキリ女性とわかる役!
演出吉田も「七海に誰が見てもハッキリわかる女の人役を振れて良かった!」と言ってくれましたが…わたくし一つ懸念がございます。
確かに万葉を見て「男?女?どっち?」と思う方はいないと思います。
しかし「女?オカマ?どっち?」と思う人はいたのではないか、と!!(爆)
声低くてドス効いておりますからな!!(壱やアヤカシより低いトーンなのですぜ!)
それを演出にぶつけてみると、吉田は困ったように、
「そうか…その選択肢があったか…!!」
皆様、万葉はぶっとい声をした女性ということで認識くださいませ!


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●柚枳のあれこれ [七海]
柚枳の中身は僕ですが、柚枳のギコギコ声もまた、僕の声を加工して吉田が作ってくれたものです!
吉田は色んなアレンジのものを、何パターンも作ってくれており「どれがいい思うー!?」と聞かせてくれたその中から、本番に流れたあの声に決定!
小さな子のトーンが混じったようなあの声に落ち着いてから、珈乃や志枳との遭遇シーンに、生まれて間もない幼い部分が生まれるようになりました。
珈乃の仕草を模倣したり、志枳とのシーンで枯れ枝をふあふあさせて遊んでいたりする様子(志枳一生懸命喋っているのに…!)がそれです。
破壊を重ねるごとに成長し、最終的にはあの姿でズシャシャシャシャ!と走れるように…!
柚枳の成長、おそらく僕と演出だけが喜んでいました。(役者吉田は志枳なので、すっごいいやがってました!)


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●柚万(ゆずかず)のあれこれ [七海]
万葉の姿を乗っ取った柚枳、稽古場通称ゆすかず。
志枳の作ったシステムから生まれたモノとして、このゆずかず、志枳の精神バランスに深く影響されていました。
志枳が平静を保っている間は何処か壊れた不気味なモノ…。
志枳の精神が壊れ始めるとバランスを保つかのように理性を持ったモノとして振る舞うのです。
珈乃とゆずかずの所に志枳が現れてから、殺陣を含んでの短い間での変化でしたが、志枳と柚枳の精神バランスの入れ替わりを気付いていただけるような芝居が出来ていれば…そしてそれをお客様に感じていただけていたら、幸いです。


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●志枳 [吉田]
志枳という人は、私にしてはもの凄く珍しいキャラだったのです。
阿呆な事して自滅するキャラだから…という事だけではありません!
今までは、「欲しい」と請うわけではなく様々なことを受け取ってきましたが、志枳は「くれーっ!くれーっ!」とひたすら請う人間。
嫌みな位に何でも出来る奴で、大切にしたいモノを何を犠牲にしても大切にしたかったはずなの奴で。
なのに無償ではない愛しか持てないところが、とても好きでした。
ただ一人の人を笑顔にしてあげたいだけの為に、全部を使って足掻いていた志枳がとっても好きでした。
一つだけ、終演後のオマケです。
志枳の「枳」は、これ一文字で「シ」、「キ」、そして「からたち」と読みます。
「キ」と読む時は「そこなう」という意味があります。
『こころざしを、そこなう』。
志枳はそういう名前を持った人間でした。

珈乃以外、誰一人として「その後の○○」という楽しみが出来ない、夜光堂にしてはとっても珍しいオハナシの「悠久の光と篠の音と」。
少しでもお客様の心に何かが残ったならば幸いです。


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珈乃 [内山]
珈乃役を頂いたのをキッカケに、和食党に…はならなかったけれど。立ち振る舞いが目に見えて美しく、上品に…もならなかったけれど。
“私は生かされている”とか“許されている”と思うことが増えました。
珈乃みたいに強く優しくない私でも、周囲にはちゃあんと見守ってくれてる人がいるんだなぁ…ということが実感できたというか。
そういう“アンテナ”がすごく発達する役だったんだな…と思います。
ただ、今回は「頂いてる!」と自覚するのが精一杯で、それをお返しする…ところまで至らなかったなぁ…というのが、実のところの感想です。
あと10年・・・いや、せめて5年。
色んな人に会って、色んな体験をして、もっと私自身に“深み”が出たら…もう一度珈乃をやってみたい…と思う…の、ですが。
5年後は38歳。10年後は43歳。
ビジュアル的に厳しい…?
いや、珈乃ならば、40だろうが50だろうが、きっと、柔らかく優しい女性であるに違いない! と思うし、私自身が…その頃にはそれに相応しい女性になっていたいものだと…思うのです。
category:[しののね]公演後裏話, comments(0)
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