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しののね裏話 7/6
8本追加!

●着物が… [吉田]
着物で舞台は3公演目。
江戸街でもフル装備、しののね世界でもフル装備。
夜光堂でもっとも着物を着ているので、当然のごとく衣装を着るのは一番慣れている私です。
ですが、公演直前の追い込みによって、ウエストやらが少々細くなってしまいまして。
志枳はかなり動き回るので、本番に初めてウエストにタオルを一枚入れてみたりすると、非常に危険なのです。
もしかしたらその一枚で動いた時の着物が着崩れるかも知れない。
一枚入れたことで、殺陣中に取り出す懐刀や篠笛が規定の場所で出せなくなるかも知れない。
そんな事が考えられるので、あえて詰め物なしで衣装を着たのですが。
胴回りが細くなると言うことは、着物が余分に回ると言うことで。
余分にまわっているということは、余分に足が絡められていると言うことで。
前半は「あーしーがー」と思いながら動いていました。
何度か足を取られましたが、コケなかったのでヨシ!


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●すぐそばに居ました [吉田]
後半でもりあがっているシーンでのこと。
舞台に出ているのは私以外の3人。
私は次に出たら、エンディングまでノンストップという息をつくことが出来るのは最後のシーンでした。
水分補給や汗をぬぐったりと一通りの事をしたあと、下手のちょっとした段に腰をかけて休憩しておりました。
この座っている時間はとっても短いんですが、いつも同じところでほぼ同じ時間座っておりまして。
そのころ舞台では、七海演じる柚万(ゆずかず:万葉の姿をのっとった柚枳)が超長台詞の真っ最中。
不気味な動きと共にぺーらぺらとしゃべっておりました。
この柚万ちゃん、一度だけ下手口にかなり接近することがあります。
しかも、下手口方向を向いてしゃべるんですが…丁度その時、私はその2m程先に座っていたのです。
その時の志枳はせっぱ詰まっているので、「あー、これからこの懐刀で斬るやつがそこにいるわー」…なんてのんびりした思考は出てこなかったのですが、近距離なのに背中を向けているのが「無防備だな、志枳…」と思ったモノです。


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●ナイス!照明影! [七海]
物語の冒頭、志枳と柚枳っぽいものが舞う場面。
クルクルと立ち位置をかえる場所で、視界の悪い僕は稽古中吉田志枳にドーン!とヒップアタックを喰らわせたことがありました…!
こりゃ本番も気が抜けぬわい…!!と思って臨んだ舞台。
いざ!と気合い深く入れたその時。
(見える…!見えるぞよ!志枳の動きが見えるぞよォォォォォォォ!)
面の奥に隠された目がキュピーン!
それというのも、佐藤さんが作り出したステキ照明の効果で、動く吉田志枳の様子が影となり僕の目の前にうつしだされていたのだ!!
ババーン!
当然であるが佐藤さんはこの場面に合う明かりを考えて下さっているわけであり、「七海は面で吉田の動きが見にくそうだな…よっしゃ!いっちょ影でもうつしだしてやるか!!」と思ったわけでは勿論なかろう…。(そして佐藤さんはこんな語り口のキャラではなかろう)
しかし僕は心で叫んだ。
(佐藤さーん!ありがとうございまーす!)
佐藤さんは真顔能面に礼を言われても、嬉しくはないと思うが…。


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●さすがネェさん! [七海]
ネェさん、ピンチです!
スピーカーから音が出ないのでございます!
左右のスピーカーの位置を合わせるために、延長用コードを間にかませると音が出てこなくなってしまうのです。
これは困った!!
音響の常世田ネェさんに「どうしやしょうー!」と泣き付けば、「ん!管理事務所の人に聞いてくる!!」と!
そしてやって来た管理事務所の方は、現場を見てアッサリ「あ、このコード今使ってないんですよ」と別なコードを出してくれた。
お…音が出たあああああああああああああああ!!
こ、こんな事で簡単に…!
僕の苦悩時間は一体…!
しかしネェさんのこの行動力、流石です!!


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●ふけなかったーっ [吉田]
劇中で篠笛を吹く私。
実は本番登場した篠笛は、志枳が吹くもの・柚枳が吹くもの・志枳が殺陣の時に持っているもの、の3本ありました。
このウチ、殺陣の時に持って出るモノは、ひびが入ってしまっていて音は出せても曲は吹けないモノなのです。
ですが、志枳が吹く笛と全く同じ袋に入っているので、間違えないように裏のスタンバイ方法を変えていたのですが。
ゲネプロにて、準備の時に慌てていた私は、ウッカリして通常志枳が吹く篠笛を客席に置いてきてしまったのですー!
手元にあるのはヒビの入った篠笛だけ。
出るまでにさほど時間がなかったので、「えーい、適当にでも曲になってればそれでよし!」と、ひび割れた篠笛を持って舞台に出て、さらにそれを適当に吹いた…ようでいて、音が出ただけだった、というヒドイ事になりました。
劇中では2回吹くので、2回目は柚枳が吹く篠笛を借りて出ました。
…最初からそうすれば良かったっ!
でもゲネプロでミスった事で、本番はばっちりー!


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●万葉の勝手な設定 [七海]
前半の僕は万葉とギコギコ柚枳の繰り返しで、なかなかハードな裏舞台でした!
特にギコギコ柚枳の格好は、まさに着ぐるみ状態で、場面を終えて帰ってくるともう中身は滝のような汗だく状態!!
すぐ後には万葉となって出なければならないため、顔の汗をぐいーと拭い、乱れたおぐしをキチッと直し…。
と、そこまではどうにかなるものの…一つだけ如何ともし難い事が…!
それはズバリ、髪の毛の濡れっぷり!!(爆)
汗でしな〜っとなった髪の毛は明らかに不自然…とはいえまさか裏でドライヤーぶおんとは出来まいて。
よし!もういい!「万葉はうっかりお味噌汁をぶっかぶった」で決定!!


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●イケメン [七海]
万葉は珈乃に問う。
「その柚枳ってどんな感じ??イケメンかしらー!?」
僕は思った。
柚枳は確かに「イケてるメンズ」ではない。
しかし、「イケてる能面」じゃないか…と。
よって柚枳はある意味「イケメン」と呼ぶに相応しいのではないか…と。
「らあめん…つけめん…ボクイケメン…ユズキデス…ギョギョギョギョギョ」


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●柚子飴 [七海]
しののねのお土産は、僕が近所のスーパーで発見した柚子飴でした!
皆様、おいしく召し上がっていただけましたでしょうか…?
柚子の風味が相当しっかりしたシブイ大人系の味わいだったかと思います。
決して甘くなく、最初から最後まで柚子の味…!
見つけた本人も、まさかこれほどまでに本格的な柚子味とは思いもよりませんでした。
この柚子飴は、しののねに出て来る柚子の木と、隠れキャラ柚枳にかけたもの。
柚枳に触ると消えてなくなる設定だった志枳役の吉田は「これ…舐めても(内臓)溶けない??」と聞いていましたが、大丈夫!!
志枳以外は溶けません!!ババーン!

category:[しののね]公演後裏話, comments(0)
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