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しののね裏話 7/1
8本追加!

●志枳の御付き人 [七海]
僕は志枳の御付き人。
志枳がオープニングで登場する前に、志枳の後をトコトコ追いかけて行って、舞い扇などを渡し、仕上げに着物が見えないように黒ショールをかけるのが仕事だ。
舞台に送り出した後、御付き人は心の中でそっと呟く。
(いってらっしゃいませ志枳様アー!!)
…そして志枳が台詞を言い終えた後には、暗転中に志枳が幕内突っ込んでくる黒ショールなどを回収する。
その直前まで光を見ている志枳は目が眩んでいるため、ツッコミ場所が見えない。
御付き人は心の中で誘導する。
(わたくしはこちらでございます志枳様アー!)
パシッ!
見事小道具受け渡しに成功!
(お帰りなさいませ志枳様アー!)
小道具を渡し終えると志枳は、暗転あけの舞いのためすぐさま舞台に戻って行く。
(いってらっしゃいませ志枳様アー!そして存分に舞っておいでなさい志枳様アー!)
預かった小道具をそっとしまい、志枳御付き人の一日の仕事は幕を閉じるのであった…。


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●なんとか水分補給を [吉田]
本番中、ほとんど裏で出会わない七海と私。
前半で一カ所だけすれ違う場所があるのです。
七海は柚枳の格好で、私はちょうど休憩シーンで。
毎回、「暑そうだなぁ」と思っていたので、なんとかこの一瞬で水分補給が出来ないもんかと考えていました。
ペットボトルを差し出せば
『ムリ』
と首を振られ。
はっ!ストローで能面の下から差し込めば何とか…!?と思ったモノの、差し込むスペースがない。
むぅ。
結局、水分を補給させることが出来ないので、小さな扇子で風を送るだけになりました。
ちぇーっ。


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●リャンメントラップ [七海]
今回僕は舞台にパンチを貼る係り(略してパンチ隊)を仰せつかったのだが、吉田作の図面を見ながら行ったにも関わらず、「んぎゃー!!ま、間違えたー!!」という有様に…!!
お手伝い人様たちにご協力いただき、両面テープで床と固定したパンチを一度剥がして、中に平台を一枚入れ、パンチを戻すという作業を行っていた時のこと。
床にむき出しになった両面テープが、わたくしと、そしてお手伝い人様たちをも牙をむき襲いかかったのだ!!
「ウヲッ!!」
「おおっとー!!」
両面テープに踏み込み、天井ホールの床に固定されかかる僕…。
わたくしの失敗がために、皆様を人間オブジェ化させてしまうところだった…!
反省ッ…!!


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●アンケートを板にはさむ係り [七海]
仕込み時、受付ホール係の僕は、アンケート用紙をアンケート板にシャープペンと一緒にはさむ仕事もしています。
ここ二回ほど、皆が舞台の仕掛けなどを調整している間、一人ホールでひっそりとこの作業を行っていたのですが…。
今回は受付ホールと客席の準備が一番最後になったので、舞台もすっかり完成しており、皆がホール周辺で作業をしておりました。
受付ホールと客席の間をつなぐ扉にかける暖簾を吊す作業をしていた吉田に、
「いつもはこのアンケートはさみ、一人でホールでやってたから、皆が近くにいると嬉しいやねー!」
と言えば、
「えっ!?いつもいつやってたん!?」
「そうさねー…やちみずの時は、八千さんが出てくる柱幕の仕掛けを皆が吊って調整していた時かねぇー」
受付ホール係…実はちょっと孤独な作業場。
しかし毎回お客様より沢山アンケートのご協力をいただき、ほくっとするアンケートはさみ係りなのでした。


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●お見通し! [内山]
お客様がお座りになるひな壇舞台は、ビールケースで底上げされて作られている。このビールケースは伝を辿って、毎回酒問屋さんからお借りしてるものなので、仕込み日に搬入、バラシ後に搬出して返却…しなきゃならないのですが…。
怒涛のバラシ最中、吉田さんに「ビールケース、引き取りにくるの何時?」って訊かれたので、「えっと、19時半」とお答えした。すると「19時までに客席バラして、ビールケース外に出しときなっ!」という指示が…。「30分も前に??」と思いながらも、指示に従い、19時前にビールケースを積み上げておいた…ら。
「どうもー! ビールケース取りに来ましたー!!」
・・・運送屋さん、19時に来た…。私、19時半で、って伝えたのに、19時に来た!!!
 誓ってもいい、吉田さんが運送屋と話す時間はビタイチ、何処にもなかったはず!!! びっくりして吉田さんを見やれば「な?」と、めっちゃいい顔で笑ってた・・・!
 すげぇ! 格好いい!


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●枯れた…。 [内山]
劇中では柚の木が枯れましたが…。
我が魔窟では…吉田さんから貰った…コーヒーの木が…。
気づいたら枯れてしまいそうな様子を見せておりますです…。
し、知らない間に、我が家に柚枳が?!
数週間前までは何ともなかったのに…。
ごめんね、ちゃんと見てあげれば良かった…。
今、私、とっても珈乃の気持ち。


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●落ち着け! [内山]
今回は前日のゲネプロにあまり時間が割けず、楽屋での準備がわたわただった。着物の着付けに時間がかかる私、わたわたしつつも、鏡に映る自分の姿にちょっとハッとなり、横にいた七海さんに話しかける。
「七海さん、ちょっと見て!! 今の私、格好いい! ソーラン節の人みたい!」
そのときの私の格好。二部式襦袢の上+ジーパン。(真っ白な裾の短い着物をジーパンに合わせてジャケットみたいにして着ている、とお考えください)
「うん、格好いい・・・。けど…うっちゃん、何で上から着てるの…?」
「ん? なぁぁぁぁ!!! 何やっとんのじゃ、私〜!!!!」
そうです、二部式襦袢は、まず下の巻きスカート部から着用するものです。基本です。
稽古中だってこの手順、間違ったことはありません。
そりゃ、見たことないはずだよ…。そんな着方、したことないもの、これまで…。
「慌てすぎだ、君!」という七海さんのお言葉に、「ほんとだよね…」と涙目で返すしかない私なのだった。


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●原料高 [内山]
本番当日の昼食は、ホール階下にあるモスバーガーの各々お好みバーガーだったのだが、「殺陣のときにげふーってなるとアレだから…」と吉田さんがお腹に半分だけ納めて置いておいたバーガーを…「あれ、これ、僕の…?」と七海さんが手に取ったので、慌てて止めた。「違う! それ、吉田さんの食べかけ!! 明らかに小さいじゃんよ!!
」と突っ込む私に、七海さんは、はにかみながら「いや…近頃の原料高の影響が…こんなところにも現れてるのかなって…」と答えた。…社会派だな、お主!
(その後2人は、楽屋で、「キサマの食べかけを食べるとこだっただろー!」「えー、だって、げふーってなるから〜!!」とかわいく争ってた)

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