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[朧] 更新終了!
 6月の公演前から5ヶ月ちょっとお届けしてまいりました、「朧−おぼろ−」の裏話更新を、昨日の更新を持って終了となります!
長い間お付き合い有難う御座いました!

次回公演の更新開始は…2〜3月ごろより開始の予定です。
それまでは堂員の個人ページや、近々始まる予定の堂員全員参加の新企画をお楽しみくださいませ!


ありがとうございました!
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上野裏話『津久野』
今回やらせていただいた津久野ですが、執事と言うことで何かと楓様と一緒に行動する事が多かったため、人に合わせて動けるように、また、その動作が自然に見えるようにと練習中に言われることがありました。

それについてどれだけ行う事ができたかはご覧になられた方々に自然に見れたかですがいかがでしたでしょうか?

ともあれ、今回津久野という役に会えて良かったと思います。
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吉田裏話『千早・朧』(吉田)


(チケットにデザインされていた「月」バージョンの千早)


劇中で2役やらせていただくことは今まで何度かあったのですが…今回の2役はちょっと不思議な感じでした。
両方とも「生きてない」とか(笑)!


私の中で、「千早」は普通の女性でした。
…声が高かったのが難点で、ゲネの時はクライマックスの台詞で声がでなくなったりもしまして、ちょっと冷や汗だったのでした。
それ以外は本当に普通で。
私自身がフラットな状態にいるときは、特に苦もなく居てくれた子でした。
吊り橋を落とすなんて荒っぽい事をするのに、ものすごーくぽやんぽやんしていて面白い子でしたよ。


「朧」は本当に不思議な役で、練習期間を超えて、ゲネを超えて、本番の2回目の朧のラストシーンまで来てやっと「あー、こういう事なのか」と分かったという…おいおい、まにあわなかったんじゃないのか!?という程手こずった役なのでした。

「朧」は一人の人ではなく、村人たちの怨念の塊なので、とにかく気持ちで動かないところがなんだかよく分からないところだったのです。
稽古中は演出からもらう出来の評価と自分評価がまったくかみ合わずに、「自分の感覚がおかしくなったのかー?」と最後の最後まで「???」と思う羽目に。
この後、頭で納得してから、実際に表現としてできるまでにはかなりかかってしまったのですねー。
ちょーっと勿体なかったです。
本番の最初からできていれば、「怖かった」と言って頂いたお客様に、もっと怖がって頂けたんですが(笑)。


「気持ち」の通じない役も、兄弟とかではなく異性として誰かをひたすらに想う役も、初めてでした。
物語は終わってもいつか、『朧』の呪いが浄化されることを祈りまして。

また。




(チケットにデザインされていた「木」バージョンの千早)

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内山裏話『楓』(内山)
『次回、どんな役やってみたい?』と問われ、「中性的でカッコイい人なんかやってみたいな〜」と答えたところ…。

“楓”がやってきました。

…中性的だったか?
…格好良かったか?

ご覧頂いた方には、疑問・突っ込み、多数おありかと存じます。

今回、私は自分が自分で認識しているよりも立ち振る舞いや雰囲気が女っぽく…表現力が三枚目…であることを知りました。
やりたいことと出来ること、伝えたいことと伝わること、理想と現実。
執着して混乱して地団太踏んで殻にこもって…と、とにもかくにも、スムーズとは言い難い役作りでした。
カラッとしたキャラクターをやるのに、ジメッとした道を辿らねばならなかった…とは何たる皮肉!

…と、まあ、泣き言ばかり並べてしまいましたが、そんな私を楓様は、ゲラゲラと笑い飛ばし、「そ〜んなこと言ったって今更仕方ないじゃん!!」って言って背中をバンバン叩いて励ましてくれてるような気がします。
憧れたアナタとは違うけれど、これはこれで…得難い個性だと思いますので、大事にしていこうと思います。

ってなわけで、楓様、お疲れ様でした!
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七海裏話『千里』(七海)
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今回始めて、
腰が抜ける役
をやりました!

僕自身はおばけ屋敷なんかも大好きで、けたけた笑いながら順路を歩くけったいな客だし、
ホラー映画も怪談話も聞くのが大好きです。

僕自身が今まで演じてきた役は、
自分で気を強く持って今を変えようと進むヤツだったり、
逆に自分が異質で相手に恐怖感を与えるようなヤツでした。

それが千里ときたら、
うっかりメシ食って、はわはわ怯えて、腰抜かして、事態を打開しようとせずに逃げて逃げて…、
ようやく前に進もうとしたはいいけど、全然劇的じゃなくて、とっても地味で…。

やりにくいことこの上ない!
もっとこう、お地蔵さんの石からもの凄い武器とか生み出して、朧に立ち向かいなさい!
と、思わずもだもだするようなじれったい役でした。

でも、
いつしか、身に受けた出来事で体力と気力を使い果たす千里が、ほんの半歩だけ前に進むことに自分の全部を使う千里が、
感覚的に分かるようになってきました。

千里は僕にとって異質な役。
でも、素直に「ごめんなさい」と「ありがとう」が言える大事な役。
守ってあげたいヤツ、ナンバーワンです!
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本番中裏話『予想外小話』(吉田)

本番になってみたら予想外の事が…!

●お膳が重い
稽古時はせいぜいお椀にみそ汁、おひつにちょっとご飯までだったので、みそ汁にお新香、おひたし、おひつにはご飯がたっぷり、お茶も入ってる…という状態で胸の高さに持ってみたら…ひー!重い!
本当は袖から飛び出していかなければならないんですが、袖幕が入り組んでいたということもプラスされ、全く飛び出せませんでした。

●パンチは進めない
四つんばいでわっしわっしと千里を追いつめる朧。
わっしわっし進みながら、うまい事黒く染まっている足を見せなければなりません。
稽古場ではフローリングかピータイルということもあり、どんな低い体勢でもさくさくと進めたのですが、本番舞台はパンチカーペット。
進めない!進まない!
最初に実感したのは場当たりの時。稽古よりもさらに強い力が腕に求められたのでありました…。

●せまい!
今回は裏で幕の上げ下ろしがあるために、そこかしこで役者が作業をしております。
舞台の仕込みの都合上、割とではけ口に集中しているために…しゃがんでいる役者のお尻をけっとばしてみたり、躓きそうになったり、とてんやわんや。
時間のない、自分の作業をしてからダッシュで移動の時に上野さんのお尻を思いっきりけっ飛ばしたのは私です。。。ごめん、わざとじゃないんだ!

●みえんっ!
上手小道具置き場には私が使う物が沢山。
でも、せまい!
使ったものを奥へ、次に使うものを手前へ…入れ替え入れ替えやっていましたが、一度、七海が装着するはずの「千里の組紐」が開演直前に行方不明になった時は血の気が引きました。
ナシでいけるものではなかったので!

●ゲネの話だけど
おひつにご飯を入れてやってみました。
稽古中にやった時はごはんがくっついてしまってよそえなくて大変だったので、しめらせたガーゼを中に入れて…という対策がしてあったのですが、しゃもじにくっつくくっつく!!
規定の場所までにお茶碗によそわなくてはイケマセン。
千里が色々話している間、「むー、何とかこのひっついているご飯をお茶碗に!えい!えい!」とやっておりました。
(本番は2合の炊きたてご飯をおひつに入れる、という方法で成功でした!)

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本番裏話『モノマネ』(吉田)
朧がお茶目な一面を見せたモノマネをするところ。
当初、あれは台本にありませんでした。

朧の衣装としてショールが稽古場に登場した時。
あのショールは皺加工みたいなのがしてあるので、ねじってしまうものなんですね。
ねじる…あの形でねじる…。
思いつく物ありませんか(笑)。
中●彬ですね!!
千里が真面目な事をしているときに無言でモノマネをしたりしていたら、どうやらそれが演出のツボにはまったらしく、あのシーンで●尾モノマネをすることになったのです。

何度かそれをやった後、「何のモノマネでもいい」ということになり…単なる無茶ぶりですが、まぁ、劇団ってところではよくある話です(笑)。
何となく、「24のモノマネをしている、どきどきキャンプのマネ」という訳の分からないモノマネをしたわけなのですが。
何となくOKっぽい感じだったので、そのモノマネのまま、色んなネタを繰り出し繰り出し…最終的に一番ウケたものを本番に持ち込みました。

ですが。
夕方の部では、ちょっとしたトラブル処理で裏を駆け回っていた為に、お膳の上の仕込みができないまま出てきてしまいましたー。
似た様な形でなんとかしましたが、朧、自分の地盤で冷や汗です。
そして、どんだけお茶目なんですか、朧。
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その他裏話『こけつまろびつ』(吉田)
 前にも書きましたが、私、舞台や裏で転ぶ事がほとんどありません。
まぁ…本番で転びましたけど!
それがですね、場当たりの時にネタの様に凄いころびっぷりだったのです。裏で!

その時の段取りはこうです。

下手裏にスタンバイ。
暗転になったらC幕を完全に下に下ろす。
別の幕を下ろしている上野さんの後ろを通過して裏を通過して上手へダッシュ。
ダッシュしながら朧のショールを整えて、すぐに舞台へ。

さて、上野さんの後ろを通過する時にちょっとけっ飛ばしてしまったのはいいとして。(よくはない。ごめん)
お客様から見て正面の裏側を通過しようとした時。
まず、そこには吊り橋のシーンでウラが開いた時に煌々と赤く照らす素敵照明と、スモークを出す機械が足下にあったのです。そしてその先に、オモテから七海がウラへとはけたお地蔵様セットがあったんですね。
初めて実際のところでやったもので、「そこ」に「なに」があるか、というのを体に入れ切れてなかったので…こうなりました。

狭い隙間からウラにはいったところで、スモークを出す機械が乗っている台に足をぶつけて「イタっ!」となったところにお地蔵様セットがあって、それにつまずいたところで「これは小道具!」と無意識に破壊を防ごうと横に体をひねって転倒。

一部始終を見ていた内山に笑われました…。


あれ、なんで内山が見てたんだろう。
上手から早々に舞台に出てるはずなのに…もしかしたら、違う場面だったかも知れません。
ただ、いい転びっぷりだったということは、確かなのです…。
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小道具思い出語り『来るけ布』(七海)
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お座りになった席によっては、もしかしたら文字が見えないお客様もいらっしゃったかも知れません。

津久野が、
楓がさらわれた場所に落ちていた…
と千里に差し出した布です。

朧が柳木の血筋の者に送ったメッセージ…!
血のメッセージ…!
ひぃ。

赤色の正体は勿論血でなく、水性ペン。
にゃー物語で、先生の血を吸って具現化した文字を書いたのと同じインクです。
このペン、大変気に入っております!
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本番中裏話『ぽかーん』(内山)
エンディング。
千里が昔話を話し始めると、朧と同化した千早が入ってきてその場に座る・・・それに気付いた千里が優しく・・・柔らかく微笑う・・・という場面。
 
その瞬間、場の時は止まる。
 
身体を乗り出して「うんうん」と聞く楓も「なるほど・・・」と聞き入る津久野も、ストップモーション。
 
分かっていたのに、何故なんだ、私!
その直前に口を開けてしまったのは!?
 
当然の事ながら、口を開けたままのストップモーションにせざるを得なくて・・・ただひたすら「よだれが出ませんように!」と祈るのみであった。
 
お客さんに背を向けた態勢で良かった! 見えていたらさぞかし間抜けであったろうから・・・。
 
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