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その10:最後まで触ること適わず・・・ の巻
神剣

劇中で関わった人
八千 水蜘


【私なんざが語ることは、そう、ありゃしませんのですが・・・】

何故なら、この神剣、私には・・・アンタッチャブルだったからです・・・・。
別に、「神聖な物ゆえ、キサマのような下賤の者は触れることまかりならぬ!!」って言われたワケじゃないんですけど。
『白くて汚れやすいから・・・触るときは気をつけて』って言われただけなんですけど。
・・・気をつけたって色んなモノを汚す私には・・・怖くて触れませんでしたよ、とてもじゃないですけれども。(この写真だって、竹原くんがセッティングして撮ったものですよ・・・)
そういう実際的な話だけではなく・・・これを選んだのも買ったのも、劇中では常にこの刀とあった、八千役の吉田さん。
この白さを守り通すため、稽古中は同じ重さの違う刀を使う念の入れよう! 
因みに、八千さんと仲の悪い一二三役だったわたくしは、この稽古刀で・・・良く斬られておりました(笑)。
うっかり近くて刃に触れた・・・とかじゃなく、明らかに意図的に!!!
あれ、すんごいヒヤッとするんだよね、刃が肌に触れると。実際には斬れない、って分かっていても、結構ドキッとするものです・・・。
いつだったか、稽古刀を見ながら、ふと、
「見慣れてきたし、本番もその刀でいいんじゃね、って気がしてきたぁ・・・」
と、呟いた演出に掴み掛かって、
「いやいやいやいや!!! 絶対、あっちの方がいいですからッ!!!!」
と詰め寄っていたあの姿、忘れられません・・・(笑)。

色んな方に、「あれ・・・スゴイねぇ」と言われた・・・本物の模造刀です。(あれ、日本語おかしい?)
重いですよ〜。片手で扱うの大変ですよ〜。
今までも夜光堂の芝居には刀が登場しましたが、その中でもダンチに重くて立派な小道具。
人を傷つけるもの・・・ではありますが、八千さんにとっては自分を守るものでもあり、自分を縛るものでもあり・・・真っ白で、ギラギラしていて、重厚で・・・不用意に触れることが躊躇われるような・・・何だか八千さんそのもの、という感じのする小道具。
引いては、『八千水蜘〜やち、みずち〜』を象徴するようなアイテムだったな・・・と思い、敢えて最後に持ってきてみました。

ようやく真っ青な空の下を自由に歩けるようになった八千は、江戸街の建て直しと、ほんの少しの休息の後、また水蜘と共に新たな物語に関わることとなります。
但し今度は、自らが誰かのチカラとなる側として…。
勿論、瓢箪爺や一二三も一緒です。
「うまい酒が呑めるところなら、何処へでも行くぞい」と瓢箪爺。
「まったく、わたしが居なけりゃお弁当の一つも買えないんだから!」と一二三。
「ったく面倒臭ェな。でもま、しょーがネェ、行くか?八千」と水蜘。
八千はひとつ息を吸って、今はもう神剣でもなんでもない灰色に煤けた刀を掴み、大きく頷いてみせるのだった。
【公演後にお届けしたメールマガジンから抜粋】

“今はもう神剣でもなんでもない灰色に煤けた刀”っていう一文に、何だかジンと来ます。煤けて良かったね・・・っつーのもヘンですが(笑)、もうギラギラしなくて良いんだね、って思うと、思わず笑みが零れてしまいます。
残念ながら、私はその刀を見ることは適いませんが・・・それはきっと、この、真っ白い刀よりも美しいに違いないと思います。

しかし、八千さん、その煤けた刀はおそらくもう、刃物としての役割は果たさないと思うのですが、トラブル出撃の際に持って出るというのは・・・あれですか、何かあったら“鈍器”としてお使いになるのですか・・・(笑)。
(無言で荒くれ者をゴン! とやっつける八千さんを想像すると・・・笑ってしまう・・・・)

年々、夜光堂で使う小道具は少なくなっているような印象があります。
舞台美術などに凝るようになってから、具体的なモノよりも抽象的なものを求めるようになってきてるからなのかもしれません。
それならば、全てが早めに揃うとか、一つ一つの精度を高く・・・とか・・・出来そうなモンですが、どうしてだか毎回時間ギリギリまで作ったり探したりして、メンバーをヒヤヒヤさせ通しでした。
(このおまけページだって、やたら引きずりましたし!!)
そんなこんなありつつ、これにて、小道具の全仕事終了です。
もしかしたら、ここで出で来た小道具が、また違う形で皆さんの前に姿を現すことがある・・・かもしれません!
その日のために、あれもこれも大事にクローゼットに仕舞っておきます。
(もしかしたら、使うかも?! と思って取ってあるきれいな紙箱などもございます、よ〜)
それでは、また、お会いするその日まで、サヨナラ、サヨナラ♪
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その9:蘇れ、江戸街!・・・あれ、もしかして? の巻
がれき

劇中で関わった人
一二三

【ん? どこかで見たことが・・・? と思った方、エライ! スゴイ!!】

物語の最後。
身柱として世界を支え続けていた八千さんが柱を出たことにより・・・世界は崩壊しました。
が、それは八千さんが恐れていたように、大勢の人の未来を奪うような事態ではありませんでした。
皆が暮らしていた江戸街は崩れて壊れてしまったけれど、一二三くんの活躍により(太字にしてみるやらしい私)、住人達は怪我もなく皆元気! 夜も明けきらぬ内からあっちでこっちで復興に大わらわです。
案外お祭り好き(?)な一二三くんも、張り切って作業に参加! 頭のスカーフを、手拭いに変えて、軍手を装着し、瓦礫を抱えて、右へ・・・左へ・・・。

因みに、この手拭い。(これも百円ショップで購入)
最初はちゃんと、所謂、土方巻きをしていたんですが、何度やっても上手く巻けない・・・というか、一向に私本人と周囲の「これでOK!」っつー合致がありませんで。
私が裏で巻いて出てくるたびに、皆が「うぉ〜い! おかしいだろ、それ!!」って言うんですよね・・・。普通に巻いて襟足で結ぶだけ、なんですけど、ね・・・。(そして、私には何がそんなにヘンなのか「?」でした・・・)
そうこうしてるうちに、「・・・もう、それ・・・バンダナと同じ巻き方にしなさい・・・」と演出に云われてしまい結局、そうしました。
結果的に、肉体労働に慣れてない、故に、土方の巻き方なんか分かんない! っつー一二三くんのキャラに合致していて良かったんじゃないでしょうか・・・。

さて、そんな一二三くんが、これ見よがしに両手で持って、エラそーに運んでいた“瓦礫”たちが、上の写真のものたちなワケですが・・・。
・・・瓦礫?
世間一般では・・・これは「ガラクタ」と呼ぶのでは・・・?
でも、演出がコレでいいってゆったんだもーん!! だから、夜光堂的にはコレは“瓦礫”なんだもーん!! 小道具リストにもそう書かれてるもーん!

そうなった経緯について語ってみよう。

『瓦礫・・・って何ですかね、演出・・・?』と、私は訊いた。
『瓦礫は瓦礫だよ、君ィ。・・・特に何ってわけじゃないんだよね、それらしく見えればそれで・・・』と、演出は答えた。
ふむふむ・・・それらしく・・・。
そんな言葉を心に留め置き、会社の倉庫や近所のゴミ置き場を注意深く見回ってみるものの、何となくピンと来るモノがない。何でもイイと言われてるんだから、ピンと来るも来ないもないもんだが(しかも、それは私が決める事じゃないし)どうせなら、自信を持って「コレ、どーでしょう!!」と言えるモノを携えてって稽古場に持っていきたいモンだよな・・・と思い探してるうちに、ドンドン時間は過ぎていく。
因みに私のイメージとしては、レンガ片とか・・・トタン屋根一部とか・・・黒こげになった木っ端とか、そんな感じだったんですけどね。
落ちてないな、レンガは。
そしてついに、今日は恐らく瓦礫のシーンの稽古に差し掛かるぜ・・・という朝。
・・・何もないよりマシ・・か?! と思い、「いつか使う日が来るかもしれない!」と思って数年前から取っておいた、鶏の味噌漬けが入っていた樽・・・桶・・・? に、目についたものを、適当にガシガシと入れて稽古場に持っていきましたところ・・・「あ〜、いいや、瓦礫、それで、うん!」と、思いがけずに演出OKが出てしまい、「では、これで・・・」ということになったのです・・・。
決まるときは決まるモノだ・・・。
・・・桶、取っておいて良かった・・・。
夜光堂が和を愛し始めてから、「いつか・・・もしかしたら・・・」と思っていたのが見事に報われて嬉しい限りです、ハイ。

しかし、適当に選んだモノだった割には、結果的に・・・ちょっとした小技というか裏設定というか、そういうものが付加できていて、案外良かったような気がします。

と、言いますのも・・・。
ま、一番目立つのは、怪しげなお面ですが、これはひとまず置いておきまして。

バッチャン焼きのお玉。(お玉かどうかは・・・分からんのですが、正直)
魚の置物。

この二つはですねぇ・・・。
第11回公演『壱〜いち〜』にて使われていた小道具なんです。
江戸小物が買える店、骨董・江戸屋の商品! 店主の名前は江戸屋駿牙。名前が劇中にちょっとだけ出てましたね!(気付いた方・・・いらっしゃいます?)
『壱〜いち〜』は、時系列的にはちょっとだけ『八千水蜘』より前の話になりますが、同じ“江戸街”を舞台とする話。
だから、壱に出てきた小物が、八千水蜘の世界にも出てくるのは・・・「あ、リンクしてる!」ってことになって、気が利いてるっていうか、ちょっと楽しい・・・な、と。

で、まぁ、一際異彩を放つ、お面・・・。
こちらはこちらで・・・やっぱり過去公演(第8回『薄雲の月』)にて使われていたモノだったりするわけですが、これがどんな経緯を辿って、あの物語(趣、ガラリと変わりますよ!)にリンクするのか考えてみるのもまた一興ではないかと・・・思ったり思わなかったり。

こういうことがあるから、なかなかモノが捨てられず、私の部屋にはドンドン謎のモノが増えていくのですよ・・・!!


おめん
私…きれい?
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その8:古書にまつわるコショコショ話! の巻
古書 古書あたり 古書文字

劇中で関わった人
一二三 水蜘

【内山は寝るときも筆ペンを離しませんでした・・・とさ。】

いつか、言いたくて堪らなかった!! だから、今言った! タイトルにして言った!!
『古書でコショコショ話!』 HAHAHAHAHA!!! (←オレ的大爆笑)下らなネェ!!!!!
ここには・・・舞台となる身柱村の秘密が書かれている!!
このうちの1冊に・・・ちょこっとだけな!!! しかし、と〜て〜も、大事なことがな! 
その1冊は・・・狹たり本瓩噺討个譴討い襦ΑΑΑ私の中だけで・・・(笑)。広めようと思って小道具リストに『当たり本』って書いてみたけど、誰も呼ばなかったんだ・・・。ううん、泣いてない。泣いてなんかいない!!

これは、元は、書道用の・・・芳名帳? 演出の「4冊・・・いや、5冊!」というリクエストに準じて、文房具屋巡りをし、色んな各種デザインを取りそろえました。
で、どれを『当たり』にするか・・・は演出判断にお任せしたのですが、私の一押しが選ばれたので、嬉しかったですにゃー!! 
写真下段左側が、その当たり本でーす! ふふふ、このシックな感じが、演出の好みにそぐうって思ってたのよねー! ねー!

文房具屋で買ったものですから、無論、新品、まっさらです。中身は真っ白だし、表紙はピンピンの艶々。
しかし、モノは古書。古くて・・・汚れている本なわけです。
当然ながら・・・そのまま舞台に出すわけにゃあ・・・いきませんな?
となれば・・・やりましょう。汚して汚して、汚しまくってやろうじゃないですか!! こういうとき、演劇ってつくづく不経済な行為だな、って思うんですよ。店の人もまさか、新品を汚すために買われているとは夢にも思いますまい・・・。

出来れば、5冊全部を完全に汚し、全ページに埒もないことを書いて、完璧な小道具にしたかった・・・!! でも、できなかった・・・。私の・・・根性が足りなくて・・・。
結局、当たり本と、劇中でパラパラ捲ることになっている1冊の計2冊にだけ、がっつりと書き込みをし、他3冊は、うっかり開いたりしないように閉じた状態で固定して、外側だけ汚しました。

で、この、真っ白な和紙をどのような方法で、時間と歴史を経た古くて汚い本に変貌させたかといますと・・・。
ハケで。
お湯に溶かしたインスタントコーヒーを。
ひたすら、ひたすら、ぺたぺたと塗っては乾かし・・・塗っては乾かす・・・という・・・大っ変っ・・・地味な行為によって成されています。最初はコーヒーカップに溶かして作業していたんだけど、とにかく大量に使うんで、ラチがあきませんで・・・。
あとねー、やっぱり、嗅覚を刺激されるじゃない? 私自身、コーヒー飲みなんで、作業中に自分で飲む用のコーヒーも傍らに置いていたりしてたら・・・次第に訳分かんなくなってくるのな(笑)。
飲むヤツなんだか、塗るヤツなんだか・・・? 夜だから眠いし。
最終的には・・・バケツに。百円ショップで買ってきた、幼児の砂遊び用のちっちゃなバケツに大量のコーヒーを作り、それを使っておりました。
この期間中は、家に帰ると、コーヒーのいい匂いが部屋に充ち満ちていて、雰囲気だけは結構優雅でした(笑)。

そして・・・中の文字。
これは・・・ひたすら運が良かったとしか言い様がないんだけど・・・私、愚かにも汚す前に筆ペンで一生懸命中身を書き込んでしまいまして。
後で、「あれ、この上からコーヒー塗ったら・・・文字が・・・滲んで流れちゃうんじゃないの?!」と真っ青になったんですが・・・。
和紙、すげぇな。コーヒーの侵攻にも負けず、私の書いた文字をがっちりキープ!! 助かりました。
・・・普通は下地からやるよな・・・。
さて、その中身とは。草書をイメージした、単なるうにゃうにゃした線なんだけど。因みに文字らしく見せるためにはなるべく細かいうにゃうにゃにするのがポイント。(写真参照!)
「なーんか書いてあればいいだろー!」とでっかく書いたうにゃうにゃは・・・「これはナイ。酷い!」と評価散々でしたぁ(笑)。
毎晩、寝る前にうにゃうにゃと線を引き、「もう、限界。。。」ってところでぱたりと眠りにおちる日々。
翌朝、目覚めたら筆ペンを握ったまま・・・なんてこともありました。
稽古場に、筆ペンと一緒に放置し、「もし良かったら、皆さんも時間ある時に何か書いて下さいネ〜」と触れ回っておいたら、結構、みんな書いてくれましたよ。

『ああ、ヨシオさん、あなたのやさしいその瞳・・・。私は生涯忘れない・・・』←不倫小説。
『えすてーかがくのかがくがとれた』←CM。
『もしもピアノが弾けたなら、想いの全てを歌に・・・したいけど私は音痴』←歌謡曲もじり?
etc,etc・・・。自由だな!

そして、そして。
当たり本の方には・・・台本通りに、身柱村の・・・伝説・・・巷説・・・を書かなくてはならなかったんですが、何せ私は有るんだか無いんだか分からない毛筆4級の資格を持つ、子供字の女。
「とりあえず、書いてあれば・・・」と思って普通に書いてみた文字は・・・やっぱりうにゃうにゃ字の中では浮いていて。
考えた末に・・・Wordでもって、草書体を選び、その文章を打ち込み、出力し。
それを下敷きにしてなぞり・・・伝説を・・・書き込んで・・・みました・・・。
比較的マシ・・・ではあったけど、それでも、微妙に・・・浮いてましたね・・・。
やはり、ここも、デザイナーにデザインの一貫として頼むべきでありましたでしょうか・・・?!

ところで私、ずっと思ってたんですけど・・・。
ひとまず、コレって草書で書かれた・・・古語っていうか・・・昔の文字、昔の文体・・・なわけでしょ。
劇中では馬鹿っこ、って言われていたけど・・・これをすらっと読み下した一二三くん、知能はともかく・・・案外、教養あるんだな・・・って。
思いませんでした!? 私だけ?! 私だけなのかな、そんなこと思ったのって??
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その7:わーんつーじょいなー♪ の巻
バッグ マイク

劇中で関わった人
一二三

【夜光堂的再利用(リサイクル)・・・?】

賑やかな音楽に合わせて歌い踊る(その歌詞が「わーんつ、じょいなー♪」。無論、実際にはちゃんとした英語だ・・・)、一二三の登場シーンで活躍(?)した、2つのアイテム・・・。特にバックの方は最初から最後まで・・・常に! いつも! 一緒にありました。ネタシーンにも、シリアスシーンにもいつも・・・。小道具というよりほぼ衣装ですね、もう。

そう、シリアスシーン・・・。
八千の元に命を賭して向かうという、水蜘に向かい、『自分は一緒には行けない。やらねばならないことがあるから』キリッと自分の決意とシーンを告げて去るシーン。
それは、本番も間近に迫った稽古中のことでした。
自らの固い決心を胸に仲間達に背を向け、足早に立ち去る一二三。
しかし・・・興奮のために足早すぎたのでしょうか? 変なところに力が入ってしまったのでしょうか・・・。ビニールテープでバミった、舞台袖に入った途端に・・・何故かカバンの肩ひもがズレて・・・カバンが、ストーン! と落ちるというハプニング!!
私本人は一二三に没頭していたし、既に舞台袖に入っていたものですから、特に問題はないと思っていたのですが、周囲の人間にとっては、結構な衝撃だったらしく。
芝居で一二三の後ろ姿を見送っていた水蜘役の七海さん、瓢箪爺役の竹原くんは、笑いたいのと、『いや、今はシリアスシーン・・・シリアスシーンだから!!』という自戒がないまぜになって、泣きそうな顔になってましたっけ(遠い目)・・・。
その時、メンバーの心は間違いなく一つだった。同じツッコミを心の中でしていたと思います。
『何故・・・何故、今!?』
登場シーンで歌い踊っても! 水蜘さんとじゃれ合って暴れていても! 落ちなかった肩ひもが、よりによって何故、この、シリアスシーンで?!
その後、場面は違えど、何度か同じような事態が勃発し、『もう、キサマ、それを衣装に縫いつけてしまえ!!』とまで言われ、でも・・・縫いつけたら着替えづらいので(笑)、考えた末に・・・肩ひも部分にカーペット用滑り止めをくっつけました。
見事保ってくれましたね、良かった良かった。

このカバン、「一二三らしさを加えたい」っちゅー、演出の希望があり、「一二三らしさ・・・。子供っぽさ・・・?」と思った私が、「そーだ、可愛いシールをいっぱい貼ってみたらどうだろう!!」と思って張り切って装飾して「こんなんどーでしょー!」と皆にお見せしたところ・・・橋にも棒にも引っかからず、結局、夜光堂デザイナー七海さんが装飾を担当することになり。
このカバンが私の私物であることに配慮した七海さんから「どの程度・・・やっちゃってもいい?」と訊かれ、「ああ、いいよ、もう、気にしないで。十分使ったし、芝居後に現実で使えなくなっても」とお答えしたのですが・・・。

やってくれた。やってくれちゃったよ、この人は!!!

一週間を経て、再び稽古場にやってきたカバンは・・・肩ひも部に、いつのまにか一二三カラーになってた緑色の毛糸がグルグルと巻かれ、開け口には可愛らしいひよこちゃんの名札(写真では分かりにくいですが、ちゃあんと“ひふみ”って書いてあります)が付けられ・・・愛らしく一二三仕様に転身を遂げつつ・・・皆様、お気づきでしょうか? 
本体には一切手を触れておらず、かつ、簡単に取り外せる装飾であるため・・・。
カバンに与えるダメージ、ゼロ!!!
七ちゃぁん、アンタ、サイコーだよ!!!
因みに、デザイナーさん曰く・・・。
『この毛糸・・・。キサマの頭に巻かれてるスカーフより・・・高いんだぜ〜!!!」
それは・・・毛糸が高いと言うより・・・スカーフが安・・・(100円ショップ・・・?)いえ、何でもありません、ありがとうございました。
・・・実は何となく名残惜しくて、公演後大分経った今も、装飾、このままになってます(笑)。

マイク。おもちゃのマイク。
これも、「一二三らしさを・・・」と言われたので、百円ショップで買ったおリボンをぽちっと付けてみました。簡単、可愛い。
カバンの中に突っ込むから、リボンが縒れやすいのが悩みで・・・毎回、何とかふわっとした感じでカバンに収めるのに尽力しましたぁ・・・。
本番のときにはまっさらピンピンのに付け替えて臨んだんですけどね。
因みに、私の中で“一二三マイクの装飾”イメージは・・・狎岫瓩任靴拭ほら、なーんか、生意気そうな感じするじゃないですか(笑)? だから、当初、稽古時には赤いリボンを付けていたんです。
しかし、演出が「赤・・・うーん、赤・・・」と考え込んでいたので、何の気なしに『2個セットで買ったんで、ピンクもありますけど』って言ったら、「それー!! そっち〜! ピンクにしてー!!」って言われて、『あら、そうなんだ・・・』って意外に思ったのを覚えています。
うーん、ナマイキだけじゃない、ちょっと可愛いところを作ってあげたかったんでしょうか(笑)・・・?

因みに、私、ちょっとだけ出っ歯ちゃんです。ちょっとだけね。
そんな出っ歯ちゃんな私・・・たまぁに・・・稽古中、歌い踊るさなかにガツガツと・・・歯を・・・マイクにぶつけていた、という恥ずかしい告白をしておこうと思います・・・。多分、誰も気付いてはいなかっただろう!!
これが、マジマイクだったら、雑音入りまくりでしたね。自分の手と口の距離くらい覚えておいて欲しいものですなぁ・・・。(他人事?!)

この二つのアイテムを見るだにつけ・・・私の脳裏によぎる4文字・・・。それは・・・。
『減価償却』。
気付いた方いらっしゃるでしょうか。
このカバン、第12回公演『琥珀に伝う夢』にて、装飾なしで・・・舞台に出ています。
そして、このマイク、第5回公演『Rishou』に・・・やはり装飾なしで出ています。
2者とも、再出演を果たしてるモノたちなのです!!!
何でも取っておくモノだな!(いや、カバンはバリバリの私物ですが・・・!!)

・・・今はまだ私の家のクローゼットに眠っている、毎公演毎に使った小道具たち。君たちも、また、舞台で光を浴びる日が来るかもしれないよ!!
だから、くさらずに、その日を今か今かと楽しみに待っておいで!
(アフロヅラを使う芝居をやらないかな〜、笑)
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その6:めにめにまーにー。 の巻
袋 おひねり おさつ

劇中で関わったヒト
瓢箪爺 一二三水蜘

【どれも、“お金”です】

左から・・・。
“瓢箪爺が水蜘さんに御神酒お届けを依頼したときの頼み賃”
“一二三の登場シーンを盛り上げるために歌い踊ると貰えるギャラ”
“一二三のハンカチ”
以上、【八千水蜘〜やち、みずち〜】に出てくる3種の“お金”で、ございマ〜ス。

左二つは小銭で、一二三のハンカチはお札で・・・『水蜘さん、ホントに格安で仕事してんだな〜』と思ってから、ふと気付く。

っつーか、水蜘さん、その格安のお金すら、手に出来てない!!!

頼み賃は、“受取人不在だったから”という理由で、経費だけ差し引いて返しちゃったし、ギャラのおひねりは、その後、「身柱村の神事について調べて欲しい」っつー依頼の費用として一二三に渡してしまったし!!
最終的にエンディングで、おひねりが返ってきましたけど、あれだけ大変な思いをして得たのは小銭だけなんだね、水蜘サン・・・。
そら、アンタ、借金も増えるわ。お金関係、全部、右から左へ〜受け流す〜♪ だもの。
(公演後の裏話で、「そう言えば、八千は水蜘に仕事を頼んだ形になるんだから頼み賃が発生するのではないか?!」という話題が持ち上がっていて、笑えました)

左二つの中身は、ワッシャーです。
もう、夜光堂の芝居でチャラン♪ と音のするお金が出現したら、それは十中八九ワッシャーだと思って頂いて結構でございます。

っつっても、最初はね、ホントのお金を入れてたんですよね。5円玉、1円玉、最高でも10円。
最終的に水蜘さんが手にした頼み賃「ひゃくじゅういくら」・・・・。
「やっす〜(安い)!!!」とか言って笑ってたわけですが、やっぱり実際のお金では、チャラン♪具合がちょっとイマイチ・・・。とか。
せっかく江戸街を舞台としてるのに、お金は現在通貨ってのも興ざめ・・・? とか、色々な思惑ありまして・・・。
【壱〜いち〜】の時も使った、ワッシャーを使おう! と。
買いに出ました、近所の工務店に。

「ワッシャーをく〜ださーい」
「サイズは?」
うぐっ。
オッちゃんの鋭い質問に初手から躓く、私。

「サイズ・・・あるんですか?」(←そんなことも知らないわけです)
「あるねぇ、色々・・・」
あるのか、色々・・・。
考えた末に、不審がられるのを承知で言ってみる。

「・・・五円玉くらいのヤツを」

明らかに工務じゃない。
工務目的じゃないこと丸わかり・・・!!!

しかし、おじさんは嫌な顔ひとつせず、親切にもレジの5円玉を片手に、一番近いサイズのワッシャーを棚から出して下さいました・・・。(暇だったのかも・・・。他に客いなかったし)
「何枚?」と、また返答に困ることを訊かれ、「失礼しますッ!!」と断ってから、そのワッシャー入りの瓶に手を突っ込み、チャラチャラと手の中で転がしながら音の鳴りを確かめ、戻したり増やしたり、とことん怪しい所作を繰り返して手に入れたワッシャー、1枚5円。
それを黙って見守った、おじさんの暖かさ、プライスレス(笑)。
おじさーん、ありがとーう!!
今度ワッシャー買うときも、おじさんのとこで買うけんね〜!!!

パンダ柄の小袋は何故か内山家にあったもの。可愛いでしょ。
ま、これくらい縫って作ればいいんですけどね〜、アリものが使えれば、それが一番いいじゃないですか・・・。
中で音がし過ぎないよう、且つ、手に取ったときに小気味よい音がするよう、枚数や入れ方はちょっと調整してあります。(緩衝材入れたり)

おひねりの方は、赤い紐がアクセント。白い地に赤い紐・・・って、七海さん好みのモチーフなのかも。
実際のおひねりって、ほんとにシンプルに硬貨を和紙で包んで上を捻っただけのものなんですけど、それだとどうにも見栄えが地味だったので、あれこれした挙げ句、このような形になりました。
おひねり・・・というよりは、おやつのあめ玉・・・みたい(笑)?  
「毎回ピンとしていて欲しい」というリクエストがあったので、本番2回は同じモノを使わず、その度に新しいモノを出していました。
登場人物の間を行き来するし、カバンだのポッケだのに無造作に突っ込まれるものだから、すぐにヨレヨレになっちゃうんですよ・・・。

最後に、お札ハンカチ。
・・・ハンカチ・・・? いや・・・お札。10万円相当。
人にあげるおひねりは小銭なのに、自分の汗を拭くハンカチはお札なのね(笑)。
このケチくささが、お金持ちでいるための秘訣なのかも・・・?
写真では剥がしてありますが、本番ではこの上に本物のお札(1万円!)を貼り付けて使っていました。
手間賃、おひねりは、江戸街で流通するお金だからアレだけど、一二三くんは“外”の人間なので、私たちと同じ貨幣経済で生きてるんですね〜。
“子供銀行”の偽札は、百均で売ってた“お金持ちセット”の中に入ってたものを、スキャナーで読み取って、実際のお札サイズに拡大して印刷したモノです。
さすがに百均商品だけありまして、裏が真っ白だったもので・・・実は両面に同じ画像が印刷されております。裏を見ても表を見ても、福沢センセイです。
当然の事ながら、実際に使える代物ではありません!
かね
こんだけでっかく『子供銀行』って書いてあるからね。
にも関わらず、量産するのは結構大変でした。
最初はこの画像をカラーコピーしようとしたんですが、ダメなの。受け付けてくれないの。いや、コピーボタンは押せるんだけど、出てきたモノは真っ黒画像になっちゃう。
因みに、家庭用のプリンターでも印刷は不可でした。

で、まぁ、色々試して・・・結局・・・何とかはなったんですが。
正直・・・軽犯罪スレスレかも、って思います。
また、必要となったら、やりますけどね!!!!!
どういう仕組みになってるんだか分からないけど、お札関係のセキュリティって結構凄いんだなぁ。
他劇団はどうしてんのか、非常に気になります・・・。
category:[やちみず]小道具, comments(0)
その5:中身は案外可愛い。 の巻
 荷物 にもつ

劇中で関わったヒト
瓢箪爺

【泥棒柄、のつもりだったんですけど】

古くからの飲みトモダチであったらしい神主の行方を捜すべく、雄々しく旅立つ瓢箪爺・・・。
腰の瓢箪から酒を煽り、手にした杖を自らに気合いを入れるようにカツーン、と床に打ち付け、ゆっくりと旅支度を背に・・・。
はい、映像ストップ。(映像?!)
小道具裏バナシ、今回は、その“爺ちゃんの旅支度”をご紹介致します!!

まぁね、ぶっちゃけ、芝居で使う“荷物”なんてのは、後から中身を見せる演出がない限り、見た目がそれなりに膨らんでいればいいわけですよ。
よって、夜光堂ではそんなとき、軽いし、嵩稼げるしってんで、メンバーの家にあるクッションとかタオルとかを詰めています。
吉田家のパウダークッション“ミニーちゃん”なんか、結構な回数、舞台を踏んでるんじゃないスかね。(大きさが程良いのです)

今回のこの荷物はその場面に一度出てくるだけで、開ける場面は特にない、そういう類のモノだったんで、中に入っていたのは・・やっぱり、クッション。低反発お豆クッション。
数年前の誕生日に、吉田さんからプレゼントされた、内山の私物です。
これはちゃんと莢があって、その莢に、写真と同じ大きさ(表情がそれぞれ違う)のお豆さんが、コロンと3つ入って、ながーいクッションになるというファンシーなグッズです。
因みに私はこれを普段は枕として使っており、故に公演期間中は2コ豆で寝てました。
独り寝だから何の不便もなかったです。(大人発言!!!)

直径、約23僉
案外小さいでしょ?
いや、小さいんですよ、人が背中に背負って見苦しくない荷物のサイズというのは!
これは、発見でしたね。
大きいとね、非常に見栄えとして悪いのね。それこそ、泥棒か、行商か、って感じになってしまう。
でもまぁ、ほら、爺ちゃんですから。
代謝もそう活発ではない(笑)でしょうから、旅支度っつてもふんどし数枚がね、入ってりゃいいじゃないですか・・・みたいなね!!

風呂敷は、演出が『泥棒柄〜!!』って言ったんで「あ〜、はいはいオッケー」なーんつって軽く請け負っちゃったんですけど。
唐草模様の風呂敷。
一家に一枚くらい有るよね、きっと。とか思ってて。
実家を軽い気持ちで「風呂敷、貸〜して」って訊ねていったら・・・「いや、こんなにはいらんのだけど!!」っつーくらい大量の風呂敷(7〜8枚)が出てきまして。
出てきたのはいいんだけど、その中には泥棒柄がなくて。
「泥棒柄ない?」ってかるーい気持ちで訊いたら、
「あるわけないでしょ、そんなの!!!」
と言われてしまい、ちょっと途方に暮れる・・・。
それじゃあ、とお店も何軒か巡ってみたんだけど・・・ないのね。
オシャレな絞りのヤツとか艶やかな縮緬模様のヤツとかはあるんだけどさ。
そうかぁ、マストアイテムじゃないんだね、泥棒柄・・・。
まぁ・・・確かに・・・あの柄って・・・持ち歩いたり人前に出すには「ちょっと・・・」って感じですわな。
イメージが・・・ねぇ?
ドリフだ。きっとドリフがいけないんだ(笑)。

そんな訳で、この風呂敷は、布屋さんで買ってきたものです。
「何かちょっと柄が小さいような・・・?」
とは思ったんだけど、稽古場に持ち込んだときに「あ、泥棒柄〜♪」ってみんなが言ってくれたんで、「あ、まぁ、じゃあ、このデザインもアリなのかね・・・」と思って安心してた・・・んですけれども。

当日、会場にお越し頂いた皆様は恐らくご覧になったでしょう。
入り口に下げられていた暖簾。
完全無欠の唐草模様でしたよね。
あれは、七海さん(だっけ?)が私とは別ルートで買ってきた布だったんですが・・・あれを目にした私、血が引きました。

「・・・これだ、唐草模様・・・。違うよ、私が買ってきた生地、違うよぉぉぉぉぉ!!!!」

本番間近、既に行きも戻りも出来ない場で青ざめる小道具係あり・・・。

幸い、誰もそのことを責めたりからかったりせずいてくれて、無事に本番を迎えることが出来たわけなんですが・・・。
あん時はホント、目の前真っ暗になりました・・・。

改めて見てみると・・・私が買ってきた布は、多分“雲柄”だと思います。植物、って感じじゃなくて、渦が延々と描かれているので・・・。
・・・中華?

思いこみ・・・っつーか、感覚で買い物しちゃいかんな、って思いましたね・・・。
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その4:砕け散れ!! の巻
ラムネ ラムネ2

劇中で関わったヒト
一二三

【“スティッチ”って言いにくくね?】

ここ最近、夜光堂の公演には“消えモノ”が登場しておりますね。
大分、この言い方も世間一般に浸透してきたので「・・・ナニ?」という方もそんなにはいないと思われますが、一応説明しますと“食べ物”のことですね。
舞台上に出てきて役者のお腹に消えるから“消えモノ”。

前回公演ではティーカップに入った紅茶。(癒されたな〜)
その前の公演では、雑炊(常温の雑炊って微妙な味だったな〜)と串団子(買いに行ったな〜、本番前に )。

そして『八千水蜘〜やち、みずち〜』では、この・・・ラムネ!
皆様にもお土産としてお持ち帰り頂きましたネ〜。
懐かしいお味、堪能して頂けましたでしょうか?!

台本では“お菓子をぽりぽりと食べている一二三”と書かれているだけで、『何にするかは任せるわ〜』ってなことだったんで・・・。
ちょっと張り切った。
だって、食べるの私だも〜ん! 私、おかし大好きなんだも〜ん! ここで、私の好きなあのお菓子やこのお菓子を使ってイイってことになれば『小道具ですし』の名目の元、稽古中にお菓子が食える! ボリボリ食える! 好きなだけ食える!!!
(いや、好きなだけかどうかは・・・)←かろうじて残ってた理性。

な、何にしようかしら? ビジュアル的には○テトチップス袋ごと! とか面白いんじゃなくて?! 

「あ、芝居の妨げになるからカバンに収納できない物ダメね〜」

ぬ!? 一二三のカバンはポシェットカバン。ポテト○ップス袋ごとは・・・収納不可能。

んじゃあ・・・お手頃サイズで・・・“うまい棒”でどうだ! これならカバンにしまえるし、劇中に食べきる自信もあるゼ!!

「屑がこぼれる可能性があるものはダメ! パンチ(カーペット。舞台の床に敷くヤツ)が汚れるでしょ!!!!」

マジ顔で怒られた・・・。
(さすがに「絶対、屑を零したりしません!!!!」と主張するのは憚られた)

「ふーんだ。じゃあ、使えるお菓子なんかこの世にないね!!」←しょっぱいお菓子派。
「・・・(沈黙)。あるでしょう?」
「(ビクッ!!!)・・・はい。私の好みを度外視すれば・・・」
「・・・よろしい。探してらっしゃい」
「はーい」

ってなやりとりを経て(9割誇張)、私は駄菓子屋に出掛けた。
一二三くんはお金持ちだけど、だからこそ、江戸街に来たときだけ食べられる駄菓子がお気に入り! っつーイメージが良いかな? と思って。

で、程よいサイズで台詞前に食べ終えることが出来て、ビジュアル的にちょっと“プッ”とできるもの・・・をいくつかピックアップして稽古場に持参した。
そこで選ばれたのが・・・ラムネだった。

ラムネ3
因みに、コレ。

お手頃な手のひらサイズと、(写真では良く分かりませんが)パッケージに書かれている、“どうにもデッサンが狂いまくってるリス”が、演出のお気に召したらしい・・・・。

あとね、これは完全に副産物なんですが・・・。
私が食うと、非常にいい音がしたんですね、ラムネ。
まさに台本通りに“ポリポリ”音がするのがマヌケで良い、と。

しかして。
この場面で使われる“お菓子”はラムネに決まった訳なんですが。
“消えモノ”だから、稽古の度に減っていく。当然の事ながら中身の補充が必要となったわけなんですが・・・。
ラムネなら何でもいいってわけじゃないことが判明したんです。
音がね・・・。
しないヤツがあるんですよ。
ラムネっていっても、種類は様々、固さも様々・・・。ある程度の硬度がなければ、“ポリポリ”いかないんですね〜。
で、“音のするラムネを探しましょう”って話になり。
早速、駆け回ってくれた吉田さんから来たメールに添付されていた写真が・・・右ラインナップ。

『きょうは五品。一番左のが一番やわらかくて、一番みぎのがマシ。バリバリいうのなかったんでもうちょいさがします。』←吉田メール。原文ママ。

吉田さん・・・。ありがとう!! 一人お部屋でカリコリとラムネの硬度を確認したアナタの姿を想像すると、アタイ何だか涙が出ちゃうよ・・・。

でねぇ・・・。
稽古場で見たら、ミッキーのカタチした容器がとっても・・・とっても可愛くてねぇ・・・。
どうせなら、これ出したいな〜、と思って、演出に直談判。

「ん!(差し出す)」
「何?」
「ん! んんんん〜ん。ん!!!(突きつける)」
「・・・コレが使いたいの?」
「ん! んーん! ん!!!(うなずく)」
「・・・いいよ。可愛いもんね」
「ん〜ん、ん〜!!!(喜ぶ)」

・・・直談判?

ってなわけで、実際に舞台に出たのは、写真左! ミッキーの容器でした。
ほんと可愛いんですよ。
ラムネも一個一個、ちゃあんとミッキーの形になってるの!!! 音もいいしね!!

そうして、舞台に出たラムネ・・・。
本番(16時半の回)で、何故か手から取りこぼして舞台に落としてしまったのは・・・不覚!!!
踏まないで済んで本当に良かったけれども・・・。

舞台の黒幕にとけ込まないように・・・ということで赤色パッケージを選んだのですが、私はどうしてもこのキャラクターを正確に言うことが出来ない。

「うっちゃーん、このキャラ、なに〜?」
「すて・・・すち・・・すてっち!!」
「“スティッチ”だっつーの!」

というやりとりを、随分繰り返したような気がします・・・。

さて、我が家にはまだ、サンプルラムネが大量にございます。
私は甘いお菓子に全くもって執着がないので(腹に溜まるモノは別)、少々持て余し気味です。
「私はラムネが何より好きだ! ラムネがあれば何もいらない!!!」
というラムネ好きの方、夜光堂までご連絡下さい。
喜んでお分けします。
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その3:江戸街よいとこ一度はおいで! の巻
ろろぶ1 ろろぶ2 ろろぶ3

劇中で関わったヒト
水蜘


【だって好きなんだもん】

夜光堂では月に一度(公演が近くなってくると二度)、ご希望を頂いた皆様にメールマガジンをお届けしております。
稽古中のこぼれ話やら、メンバーの近況、最新情報が満載の愉快な内容で、まだご登録がお済みでない方にも積極的にお勧めしたい! そんなメルマガなんですが、ある日、編集部からこんな原稿依頼を頂きました。

『決して目立ってはいないけれど、よくよく見るとこんなにオモシロい!というマニアック小道具を教えて下さい』

それに対し、私が提示したのが、コレ。
江戸街を100倍楽しむための情報誌、“ろろぶ”!!
え? “る”じゃないよ、“ろ”だよ(笑)。

どこに出てきたかお判りになりますかな?
水蜘さんが八千さんをご飯に誘うときに『どこにすっかな〜』言いながら捲っていた雑誌ですよ〜。
あれは“ななうみずち”さんが、下手にひょいっと伸ばした手の先に竹原くんが控えておりまして、キッカケにあわせて素早く渡し、話題が終わってぽーいと投げるのを同じく竹原くんが待ち受けてばしっと受け取るという、夜光堂コンビネーションで成り立っていたのでございます。

特に手が掛かった・・・という訳ではない。
八千さんの刀、瓢箪爺の瓢箪、みたいに何かの象徴的なアイテム・・・と言うわけでもない。
でも、なぁぁんか好きだ。
他の人がどうかは分からないけれども、私はこの“ろろぶ”が面白くて仕方がない。今回、一押しと言っても過言ではない!!
(って、前に言ったら、吉田さんが「・・・そ、そうなんだ・・・」と若干ヒキ気味だった・・・。まぁ、気持ちは分かる・・・)

だって、名前、“ろろぶ”ですよ! 無論、JTBのあの雑誌のもじりです。
“るるぶ”(あ、書いちゃった)だって意味(っつーか語源?)分かんないのに、更に意味が分からん!!!
そんなわけで、コレ見るたびに、「ぷぷぷぷぷ」と思わずにいられないのだ。

中身はね、マジ“るるぶ”です。そこまでは作らなくていいよって言われたので。
どこ“るるぶ”かって言いますとね・・・『江東区』。
はい、門仲天井ホール(夜光堂が旗揚げから一貫して使ってる劇場)のある街です。
(そして、門仲天井ホール、バッチリ載ってます・・・。“門前仲町の文化発信基地”だそうです!)
ほら、下町だし、歴史のある寺社も多いし、万が一中身がお客さんに見えたとしても、それならさほど不自然じゃないでしょ? 
あと・・・私の勤め先も門仲なので(笑)、一冊あると・・・ほら、ねぇ、何かと便利なこともあるかにゃ〜、みたいなね?! 次回公演の打ち上げの店はこれで探してみようかな?!

っつー訳で、細工されてるのは表紙だけなんですが、これはね、手作りオリジナルステッカー用紙に私がデザインした表紙・裏表紙を印刷して、べったりと貼り付けたんです。
空気が入って縒れたりしないように貼るのが大変でしたぁ、ええ。
(因みに公演が終わったあと、剥がそうとしたら剥がれませんでした。これで、私は門前仲町お店巡りを実施する際には、デカデカと『江戸街』と記載された雑誌を持ち歩かねばならなくなりました、とほほほ)
本物“るるぶ”を見ながら、何とかそれっぽいデザインにしたいなぁと思って四苦八苦したんですが、編集の経験もない小娘(実際の歳は関係ありません!)には難易度が高く、結局、本物とは似ても似つかないシンプルな表紙となりました。“るるぶ”より“散歩の達人”に似ていると思うのは私だけでしょうか・・・?
ちゃあんとキャッチコピーもつけましたよ。

【古き良き、粋でいなせな街・・・】

なかなかデショ?(自画自賛?!)

もう一個、注目して欲しいのが裏表紙!
パッと出てちゃっと撤収されてしまったから、気付くチャンスはなかったと思うんですが・・・。
ほら、こういう雑誌の裏表紙って、良くお店の全面広告になってたりしますよね! 
なので・・・“ろろぶ”も、それを踏襲してみました。
この写真(中央)じゃ、何が何だか・・・かもしれませんが。
これは『江戸屋』! 江戸屋の広告です!!
江戸屋って何じゃらほい? という方にご説明申し上げますと、夜光堂の第11回公演『壱〜いち〜』にて舞台となった骨董屋さんでございます。
時間軸はちょっとズレますが、(やちみずの方が後の話になります)『江戸屋』がお店を出しているのも・・・実は旧江戸街、なんですね〜。江戸屋の店主、駿牙さんと水蜘さんはお友達らしいですよ?
(芝居のエンディングにちょこっとだけ出てきたの・・・気付かれましたか?!)
な、もんで、ちょっとした遊びゴコロで。いいの、分かる人だけが分かれば!!
(そして、分かった方、お友達になって下さい)

“現代に現れた江戸の街”、旧江戸街。
そこで暮らす人にとっては日常なんだろうけど、その暮らしぶりはきっと、外の人にとっては“生テーマパーク”みたいな存在なんだろうね。
話に寄れば“ネオ・遊郭”なる遊び場もあるらしいので、もしかしたら“大人のろろぶ”なんつーのも有るのかもしれないッス!!
ちょっと作ってみたいッス!!
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その2:双子リアン!! の巻
セット 瓢箪 手ぬぐい

劇中で関わったヒト
瓢箪爺 一二三

【手法としては一般的】

ま、仕掛けってほどではないんですけど。
実は二つずつあり、場面に応じて差し替えて使っていたもの・・・がありました。それが、上の写真の子たちです。
瓢箪爺の酒飲み瓢箪と、杖、そして手拭い。

杖。
まぁ、杖にしちゃ太すぎるような気も致しますが・・・それも当然で、これは身も蓋もない言い方をしてしまえば・・・世間一般的に・・・・“木材”です。
稽古場ほど近くのホームセンターで買いました。
・・・実は、同じモノが第10回公演『久遠の赤』で出てきてるんですが、覚えてる方いらっしゃいますか〜?
ヒント1。
それは・・・“杖”なんちゅー牧歌的な使われ方ではありませんでした。
ヒント2。
その時のこの木材の呼ばれ方。
『撲殺棒』。
不穏!! 
答え。
竹原くん演じる神野さんが、吉田さん演じる神凪來をオープニングでこの棒でもってガツンガツンと殴って殺した狂気の凶器が・・・コレです。

血なまぐさッ!!!

小道具要望として「杖」が出てきたときに、『そういや撲殺棒ありますよ、持ってきましょうか』と“本式のものが来るまでの繋ぎに・・・”くらいで持ち込んだモノが、そのまま採用になったのです。
あの頃は「いやぁ、撲殺のためにあるような棒だねぇ」とか言われてたのに、すっかり穏やかになって・・・(涙)。
殺人を犯し刑に服していた息子が、出所してまともに就職したのを見届けた・・・そんな母親のような感慨に包まれます・・・。

劇中、これに手拭いを巻いて“お払い杖”として使用(左写真の右に立ってるのがソレ)するのですが、最初は“手の空いた人間が裏でちゃちゃっと作業すればいいか”と考えておりました。
が。
「そんな時間・・・ある?」「時間はあるけど、あの薄暗い中で確実に作業する自信が・・・」「ないか?」「ないっすね」「差し替えるか」「そうしますか」というやりとりの末、2本用意されることとなりました。
手拭いの方も、後の場面で出てくる都合上・・・そして、その際には“濡れ手拭い”になってなくてはならなかった都合上、2枚用意。
簡単に結びつけただけに見えますが、劇中で、振り回したりするんで、実は画鋲を使ってガチガチに固定されています。

余談ですが、この濡れ手拭い、気絶した水蜘さんの気付けのため、一二三が彼の人のお顔をそっと拭いてあげる・・・という演出に使われたモノで、実際にちゃんと水で濡らしてあったんです。
で、一二三役だった私(内山)は、「あんまりやったら水蜘さんのメイクが落ちちゃうな」と思ったんで、実際に稽古で濡れ手拭いを使うようになってからは、顔に触れさせるのを最小限にしてたんですね。
そしたら、ある日、演出からダメ出しが出たのです。

『最近、顔の拭きが足りないです。もっとちゃんと拭いて下さい!』・・・と。

・・・演出。アナタが真面目に言っていることは分かります。分かりますが・・・。
すみません、そのダメ出し・・・滅茶苦茶ツボにはまりました・・・。
(「メイクが・・・」って話をしたら『そんなもん、この場面に来る頃には既に8割方落ちてるから気にすんな!!!』って言われました。男らし〜!!!)

瓢箪。
ラスト、江戸街が“べっこんだ”ことを表現するアイテムとして使われ、爺さん愛用の酒器が、街崩壊の影響で壊れちゃったよ〜ん、という before→afterの流れになっているんですが・・・良く見るとカタチが全然違いますな!
まぁ、仕方ない。だって、これ、マジ瓢箪だもの。自生物だもの。内山が7月に韓国旅行に行ったときに韓国の市場の道端で山になって売られてた中から“カタチのいいもの”を選んで買ってきたんですが、この時はまさか、こういうカタチで(2場面で)使われるとは思ってなかったんで・・・。
まぁ、あれだ。
瓦礫に押しつぶされて形自体も変わっちゃったんだ・・・ということで納得して頂けないでしょうか?!

小細工部・部長のアドバイスを受けたりしつつ、飲み口をつけたり、割ったり汚したり・・・の作業に従事したのは専ら竹原くん。
瓢箪を腰に付けるのは、“仮面ライダー”のオマージュとのこと。オトコノコね〜。
これの装着方法ってのがなかなか面白くて。
々に巻いた荒縄にフック部を引っかける。
⊆らの腹を膨らませて固定する。
なんだそうです・・・。
瓢箪爺、腹に常に気合いあり!!

瓢箪はさすがに特徴的すぎるので、今後の出番が有る可能性は薄いけど・・・杖、手拭いあたりは、また、形を変えて舞台に出るようなことがある・・・かもしれないですね。
その時の為に・・・ひとまず大事に保管しておきます。
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その1:御神酒樽と・・・蕎麦のかほり・・・の巻
御神酒樽2 御神酒樽1

劇中で関わったヒト
水蜘 瓢箪爺

【最後まで細工してました】

今回使った小道具の中で、稽古場に持ち込んだ瞬間に一番喜ばれたのが・・・これだったように思います。
神事に使われる御神酒ってことで、瓢箪爺が身柱村の神主さんにお届けするよう水蜘さんに依頼したもの。
ネットオークションで50円。お値段お手頃、素晴らしい! ま、送料はその30倍なんですけどね(笑)!!
多分本式のモノだと、漆塗りだったり檜造りだったり・・・するんでしょうけれども、これは明らかにプラスチックですね・・・。

しかし、これ、もっと持ち手が上にあるんじゃ駄目だったのかなぁ・・・。
コレ持って八千さんをおんぶしなくちゃならなかった水蜘さん、すげぇ大変そうでしたよ? 
見た目バランス的にはこんなもんか?
因みに最初は正面に“寿”って金字が入っていたんだけど、
『神事って・・・』
『“寿”じゃネェよな・・・?』
という話し合いの結果、文字を塗りつぶすことに決定。写真のようなつるんとした外装になりました。
使った塗料の色は“赤さび”。“朱”じゃないんですね。

ここまではね、何だかんだ言っても、スムーズだったんですよね。まぁ、塗りが雑! っちゅーてNGくらって、忙しいさなかに吉田さんの手を煩わせてしまったりもしましたけれども・・・。

何処から・・・というか、何が・・・難航したかってぇ言いますと・・・中身。
『空っぽだどおかしいから中に何か・・・』
っつー演出の指示を聞いたとき、私はそれを“重さ”の話だと思いこみ。
『濡れタオルか何かをビタビタにして入れておけば・・・』
な〜んて気軽に気楽に考えていた訳です。
が・・・よくよく伺えば、
“揺らしたときにぴちゃんってならないのおかしいと思うんです”
というオハナシで・・・!!
“音”と“感触”の話だった!!!
ギャース!! 液体! 舞台上に液体!! 万が一にも零れたら大変!! 
扱うのが内山じゃない(零しクイーン)のが唯一の救いか?!
っつーわけで、試行錯誤が始まったわけなのでございます。(本番2週間前に・・・)

中に何を入れるか・・・? って、水だ、水! 水に決まっておろう。他に選択の余地なし!

まぁ、何だかんだ云っても、元が液体を入れるためのモノなわけだし・・・? 蓋(上部黒わっぱの所からカパッと取れるようになってます)をしっかり閉め、固定してしまえば・・・。

と、言うわけで、試しに水を注いで蓋を閉めて、傾けてみたら・・・。

・・・わーい、四方八方から漏れまくりだーい!! って、ばかぁぁぁぁ!!! 
・・・分かってる。 
そもそも・・・“振り回したり頻繁に揺らしたりすること”を想定して作られてるモノじゃない。
芝居の為にあるモノじゃない。
“寿”に殺陣はない・・・!!!!

結局、途方に暮れたまま、ほとんど何の対策もされぬまま小屋入り。

本番前日、水道パッキン等の水漏れ対策に使うという、シールテープ(吉田さん入手)を手に楽屋に籠もる小道具部隊。

『あ、これ、知ってる!! ウチの会社の現場のヒトもよく使ってるよ!』
『ほほう・・・。で、使い方は・・・?』
『・・・よく知らん。“巻いてから、ぎゅーっと押し込む”って吉田さんが・・・』
『ほほう・・・』
『・・・できそう?』
『いや、さっぱり・・・』

こういう会話を何というかご存じですか・・・?
不毛。
不毛というのですよ、お嬢さん!!!(誰?)
数分後。

『・・・無理・・・』

汗水たらして奮闘したけれども、これまで使ったこともないものを即座に使いこなすことかなわず・・・。

『要するにきっちり内蓋が出来ればいいんですよね・・・』
『そりゃ、そうだけど・・・。内蓋にできそうなモノなんか、今この状況じゃ・・・』

言いながら楽屋を見渡す、私たちの目にとまったモノは・・・。

竹原のその日の朝飯。
コンビニ購入の天ぷら蕎麦の空容器・・・でした。

『こ、これだぁぁぁぁっ!!!』
早速水で濯いで、きれいに洗い、樽の中にギュウギュウと押し込む。
おおおお!!! 大きさ合ってる!! 見事に内蓋的な役割果たせてる!! こ、これは・・・期待が出来るんじゃないのか?!

『あ、でも、ちょっと隙間が・・・』
『埋めろ! このビニールテープで埋めろ!!!』
途端に活気づく、小道具部隊。心なしか作業する手も軽やかだ。
『よし、傾けろ!!!』
『おう!』
恐る恐る・・・でも、大いなる期待を込めて試した、その結果は・・・!!!

『!!!!』

コボレナーイ! モレテコナーイ!!!!
『・・・やったぁ! やったぁぁぁぁ!!!』
手を取り合って喜ぶ私たち。互いの健闘を称え合ったりしてみる。
しかし、おまえら、忘れるな。
本番前日に初めて成功って・・・。
スタッフとして最悪だぞ・・・。
あと・・・。
今、この楽屋、すっげぇ、蕎麦臭いから。ダシの匂いとかプンプンしてっから・・・!!!

そんな、内心からのツッコミを余所に、
『間に合った♪  間に合った♪ ゲネプロ前に間に合った!!』
と“水漏れ対策ワッショイ祭り”にひたすら浮かれる小道具部隊だったのだが・・・。

運命の女神は彼らに更にキツイお灸を据えるのだった・・・。(ナレーション風)

ゲネプロ ノ サイチュウニ イママデ トレタコトノナイ ウワブタガ ヨリニヨッテ タテノ サイチュウニ ハズレチャッタンダヨネ〜。モーウ、タイヘン、タイヘン。
(あまりにショックだったので、音声を変えてお届けしております・・・)

翌朝、小細工部・部長の吉田さんに上蓋を強力接着剤で固定してもらう。(因みに左の写真はその際の乾燥待ちの時間に撮ったものだ・・・)

こうして、本番数時間前にして、よ〜やく!
“殺陣シーンに使っても漏れない・零れない御神酒樽”のかんせ〜い!!

終わったらたたき壊すしかないかと思ってましたが、吉田さんが底に穴を開けて、上手に水だけを抜いてくれたので、現存しています。
持ち帰ってきたので、もしまた、何か機会があれば、オブジェ的に使うことは可能です。。。

割と早い段階で手に入っていたのに、不手際にて演出・制作に多大なる心労をおかけしたことを、この場を借りて深く、お詫び申し上げます・・・!!

もう、コンビニの蕎麦には足を向けて寝られません。
でも、コンビニの蕎麦に足を向けて寝るヒトも滅多にいません。
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